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塗りに込められた粋と本質 一双 ~400年の歴史を持つ小浜のお箸~

福井県にある若狭小浜は若狭塗箸のふるさとです。
なんと日本の塗箸の80%以上がここから生まれています。
ときに「宝石塗り」呼ばれる貝や卵殻、美しい海底の様子を
描き出したこの技法は若狭塗独自のスタイルです。

そんな若狭塗の歴史、技法、独創性を受け継いだ塗箸は
その伝統を守るだけでなく、現代の食生活にも通じる
使い勝手をとても重視して作られているお箸です。

一双 ~400年の歴史を持つ小浜のお箸~

妥協という言葉を知らない「箸職人」の心髄(しんずい)にふれる

若狭塗箸

お箸で有名な小浜で、わずか4人だけ認められた
「経済産業大臣指定伝統工芸師」の箸職人によって作られた最高級の若狭塗箸。
「貝や卵殻」を使い模様を研ぎだしていく、古来から伝わる若狭塗の手法で作られた逸品です。

若狭塗は、1膳として同じ模様が誕生しません。使っているうちに、漆がしずみ増してくる透明度。
その美しさは、使い手に「新しい表情」を楽しませてくれます。
毎日の食事を、最高級のお箸でいただく。400年前から変わらない箸職人たちの誇りが、貴方の胃袋をきっと満たしてくれます。

古代若狭塗 磯時雨 [20.5cm]

古代若狭塗 黄金松 [20.5cm]

古代若狭塗 夏日星 [23cm]

古代若狭塗 磯時雨 [23cm] 古代若狭塗 黄金松 [20.5cm] 古代若狭塗 夏日星 [23cm]

JPY 20,450

古代若狭塗 磯時雨 [23cm]

JPY 20,450

古代若狭塗 黄金松 [20.5cm]

JPY 20,450

古代若狭塗 夏日星 [23cm]

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何層にも重ねた漆を「研ぎ出し」という技法によってつくり出される職人の技。
納得がいくまで何度も塗りと乾燥を重ね長いもので約1年半もの歳月をかけて出来上がります。

1. 拭き漆

2. 中塗

3. 模様付

4. 合塗1

5. 合塗2

6. 合塗3

7. 箔巻き

8. 箔押え

9. 塗り込み1

10. 塗り込み2

11. 塗り込み3

12. 石研ぎ

13. 炭研ぎ

14. 底の粉磨き

15. 角の粉磨き

16. 本仕上げ

箸の歴史
弥生時代
(紀元前300~
300年)
弥生時代の末期頃に、中国から日本に箸が伝わって来たと言われています。当時の箸は、細く削った竹をピンセット状に折り曲げた形で、この当時箸を使えるのは神様と天皇だけと言われていました。一般の人々はというと手づかみで食事を取っていました。
飛鳥時代
(592~710年)
聖徳太子が中国(隋)に派遣した使節(遣隋使)が中国式の食事の作法を持ち帰り、貴族の間では普段の食事に箸を使うようになりました。
奈良時代
(710年~784年)
このころから折り曲げた箸ではなく、二本一組の箸となり、一般の人々も竹や木を削った箸を使うようになりました。
鎌倉時代
(1192年~
1334年)
この頃から箸だけを使った日本独自の食事法ができたと言われています。
室町時代
(1334年~
1596年)
箸で食べやすいような日本料理の原形ができたと言われています。
江戸時代
(1597年~
1868年)
塗箸の登場です。飲食店の流行で箸の普及が拡大しました。若狭塗の誕生もこの時代です。江戸時代に日本全国のほとんどの漆器産地が確立し塗箸も多様化してきました。
明治10年
(1935年)
奈良県吉野で現在の割り箸が生まれたと言われています。この時代は「しつけ箸の時代」とも呼ばれ箸の持ち方が子供のしつけの中でも重視されていました。
昭和30年
(1955年)
作業性の良い化学塗料が開発され、塗箸の大量生産が可能になり若狭塗箸の市場シェアが拡大しました。

津軽塗箸

日本最北端の漆器産地、津軽。
どこか凛とした静寂を感じさせ、
奥に秘めた頑なさを感じさせずにはおかない。
七々子塗、唐塗といった伝統の技法をベースに、
モダンライフを呼吸するデザインを生み出しました。

輪島塗箸

輪島塗ならではの塗り肌の良さ。それには、肉厚な塗りに裏付けられた堅牢さがあるからこそ。

若狭塗箸

(貝入研出箸)

あわび貝など、貝殻が肌身から放つ煌きに、
古来より魅せられてきた私たち。
貝たちが、光の煌きを海の底で抱きとめた浪漫を
螺鈿 (らでん)という技法で磨きあげました。

津軽塗 花氷/ 赤 [20.5cm]

輪島塗 宵待月 [22.5cm]

貝・螺鈿 満点星 [23cm]

津軽塗 花氷/ 赤 [21cm] 輪島塗 宵待月 [22.5cm] 貝・螺鈿 満点星 [23cm]

JPY 8,000

津軽塗 花氷/ 赤 [21cm]

JPY 1,950

輪島塗 宵待月 [22.5cm]

JPY 2,950

貝・螺鈿 満点星 [23cm]

津軽塗 淡雲 [23cm]

輪島塗 福松 [21.5cm]

貝・螺鈿 花筏 [21cm]

津軽塗 淡雲 [23cm] 輪島塗 福松 [21.5cm] 貝・螺鈿 花筏 [21cm]

JPY 5,450

津軽塗 淡雲 [23cm]

JPY 1,650

輪島塗 福松 [21.5cm]

JPY 2,450

貝・螺鈿 花筏 [21cm]

粋柄箸

粋であること。それは、たぶん、ひとの数だけ、
それぞれの粋があるのかも知れません。
今という暮らしに似合う粋柄を箸という
キャンバスに描いておいてお届けします。

粋柄 陽炎 [20.5cm]

粋柄 小町/ 茜 [23cm]

粋柄 陽炎 [20.5cm] 粋柄 小町/ 茜 [23cm]

JPY 1,950

粋柄 陽炎 [20.5cm]

JPY 1,950

粋柄 小町/ 茜 [23cm]

木肌 一雫 [23cm]

木肌 唐様 [21cm]

木肌箸

木肌ならではの木の温もりが
指になじみます。

木肌 一雫 [23cm] 木肌 唐様 [21cm]

JPY 2,950

木肌 一雫 [23cm]

JPY 2,250

木肌 唐様 [21cm]

西陣織箸

織りと塗りとのコラボレーション。
和ごころのおもてなしを演出するよう仕上げました。

西陣 錦/ 桜 [23cm]

西陣 錦/ 月 [23cm]

西陣 錦/ 桜 [23cm] 西陣 錦/ 月 [23cm]

JPY 2,950

西陣 錦/ 桜 [23cm]

JPY 2,950

西陣 錦/ 月 [23cm]

京西陣箸袋 秋手まり

京西陣箸袋 春花かご

京西陣箸袋

お気に入りのお箸と一緒に、
西陣の優雅さも添えて。

京西陣箸袋 秋手まり 京西陣箸袋 春花かご

JPY 2,450

京西陣箸袋 秋手まり

JPY 2,450

京西陣箸袋 春花かご
お殿様がこよなく愛したお箸

寛永11年(1634年)若狭の国を治めることになったお殿様が『若狭塗』と命名し、藩を挙げて手厚く保護しました。大変な惚れ込みようで、他藩への技術流出を禁止したほどだと言われています。

江戸中後期にかけては若狭塗の黄金時代で、金銀箔を利用した技術や若狭塗の最大の特徴である卵殻、貝殻を利用した技術のほかにも、蒔絵(漆で絵を書く技術)など、200種以上にもおよぶ様々な技術が完成されていたと言われています。

お箸
若狭塗りには御碗がない

質素倹約を美徳とする江戸時代の徳川幕府では、華麗な若狭塗は一部の裕福な公家や武家、商家で使う調度品として扱われた為、庶民的な汁碗などの生活道具はなかったのです。

※質素倹約(しっそけんやく)・・・贅沢でなく、つつましいこと

お箸

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