Special
伝統的工芸品 [蒟醤 (きんま) ] の技法で加飾された花生です。彫刻したところに赤い漆を象嵌 (ぞうがん) する、香川漆器の代表的技法で仕上げられた花入れです。
オーソドックスな形で使いやすい花生けです。後藤塗は朱漆が乾かないうちに手の指先で叩いたり、指紋で模様をつけ20数回の工程を経て仕上がるとても丈夫な漆器です。年を経るごとに朱漆が発色し,使えば使うほど味がでてきます。
大胆につけられた轆轤(ろくろ)の指筋が印象的な花生です。織部釉の緑の背景に、桜、牡丹、山葡萄が色彩豊かに描かれています。
一年中お花が楽しめるU型の花生です。棚上にもぴったりです。香川漆芸の代表とも言える「蒟醤 (きんま) 」という漆塗りの技法が施されています。「蒟醤 (きんま) 」は下塗・中塗・上塗と何層にも丹念に塗り重ねた漆の表面を、特殊な刃 (ケン) で模様を線彫りし、そのくぼみに色漆を象嵌する技法で、まさに漆塗りの最高峰ともいうべき技法です。
ひごの美しさが きわだっていて,駿河竹千筋細工らしい作品です。
結婚祝いや新築祝いにもぴったりです。
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