かわいい一輪挿しです。筒が小さいので,野の花や花壇の花が似合います。
たくさん入れなくても形になるため,1輪か,2輪入れたいときにおすすめです。
お花だけでなく,色々な飾りをおいてみるのもGOOD。
縦と横のひごの色を変えてありますので,模様としても楽しい一品です。
もともとは,虫籠として作られました。
今までの[駿河竹千筋細工]の花器は,縁 (丸)を水平に使っていましたが、この作品は縦に使っているところが珍しく、大変おもしろい仕上がりになっています。
塗りの方も,ぼかしになっており、雰囲気を引き立てています。
新築祝いになどにもぴったりです。
塗り,染め,竹の生地の色と3色のひごが交差してとても美しい作品です。
お花を生けなくても、そのままで美しく,床の間や玄関などにぴったりです。
ひごの美しさが きわだっていて,駿河竹千筋細工らしい作品です。
結婚祝いや新築祝いにもぴったりです。
直径1.2mmのひごを100本用いシンプルかつ繊細に仕上がった作品です。
花を入れる筒の高さが18.5cmとなっており切り花がとても生けやすくなっています。
塗ってあるので,夏だけでなく,秋,冬でも使用でき,お花も生き生きと見える花器です。お祝いにもおすすめです。
切り花がとても生けやすい大きさの、繊細な懐かしさを感じる作品です。
上下をしぼることで,千筋の細かさ,繊細さをあらわしています。
法隆寺の夢殿をイメージして作られた虫籠です。
本来は8角形ですが,6角形になっています。
[駿河竹千筋細工]では,丸を曲げるのは 熱い胴乱に巻き付けて曲げるので簡単にできますが, 角物はひとつひとつ,こてで曲げるので高い技術が必要です。
小物を入れたり,灯りをいれたりするととても素敵なオブジェにもなります。
江戸時代、大和虫籠はお殿様や豪商の持ち物だったようですが、この御殿虫籠は、京都のお公家さんの虫籠だったそうです。
30年ほど前、偶然江戸時代のこの御殿虫籠が見つかりました。
朱色の漆で塗られたその御殿虫籠には蒔絵が施されていたそうですが、残念ながら保存状態が悪く、ひごもぼろぼろだったそうです。
その作品を森本さんのお父さんが、当時まだ20歳代だった若い甲子男さんに復元を指示し今に伝わっています。
ひごは、鈴虫のひげを痛めないように細く仕上げられています。
通常の虫籠は、直径1.3mm程度のひごを使用しますが、この御殿虫籠では、0.8mmという極細のひごを使うのでとても美しいです。
屋根のカーブがとても上品で大和型とは、またちがうカーブです。
台には、駿河指物の技術が使われており、漆塗り仕上げです。
もちろん、本当に鈴虫を飼うこともできますが、観賞用にと床の間に飾られる場合が多いです。
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