社団法人京都国際工芸センター　KYOTO INTERNATIONAL CRAFT CENTER

1978年、世界各国のクラフトピープルたちを一同に集めて「WCC世界クラフト会議・京都＝World Crafts Council 1978 Kyoto」が東洋の地、京都で初めて開催され、国家的事業として大成功をおさめました。その成果をさらに発展させていくために、1982年に京都国際工芸センターとして設立しました。

京都には1200年の昔より育まれてきた手仕事の系譜があります。それは、人々の英地と情熱、技術と芸術の限りない集積として受け継がれ、産業と文化の源流をかたちづくってきました。 京都国際工芸センターは、この京都という土壌を礎にして、感性と創造の拠点として、また生きた情報の出会いと交流の場として、さらに生活文化のメッカとして活動しています。

京都国際工芸センターの会員は、日本の文化とこころを今に伝えています。私たちは、日本の素晴らしい伝統を過去の古いものとしてしまい込むのではなく、その良い部分の一つひとつに、現在の新しい知恵と生命をそそぐことで、後々の人々にも親しまれ、伝えていっていただけることを念願としています。
京都に培われた技術や素材が、世界の多くの皆様にお伝えできることを大変うれしく思っています。