香川県指定伝統的工芸品さぬき　竹一刀 | JCRAFTS.com (日本の伝統工芸品)

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竹彫技術は中国から伝来し、すでに奈良時代には盛んに行われていたようです。讃岐の竹彫は、玉楮象谷（たまかじぞうこく）が確立した「讃岐彫」が起源といわれ、象谷一門など多くの人々が研究を重ね、木・竹・牙を素材に数多くの讃岐彫の作品がつくられました。
竹彫は、煎茶（せんちゃ）が盛んな頃に茶合(ちゃごう)、線香筒（せんこうづつ）などが数多く作られましたが、煎茶が下火となるとともに少なくなりました。しかしながら、竹の持つ優しさと強さを活かし,昔ながらの技術・技法により作られているので、今日でも生活の場で愛用され、日々に潤いをもたらし、安らぎを与えてくれます。

竹は繊維があり、丸みを帯びているため木よりも彫刻するのが難しく、長年の経験と高度な技術を要します。ですが西村さんは、漢書や絵をモチーフにまるでレーザープリントのような正確さと速さで作品を完成させていきます。
職人仲間に教わった漆の技法で、プロといってもよいほど完璧な塗りが施されている作品や、圧倒的な存在感をかもし出す「仏」の彫りが施された置物などは一見の価値ありです。

西村さんの工房に保管されている様々な色や形状の竹からは、素材の竹へのただならぬこだわりが伺えます。竹を染料で染めたり、漆を塗って研いだり、民家のわらぶき屋根に使われていた竹を求めたり。様々な味わいを持つ竹を全国から集め、竹彫りをやっているという人がいたら海外までも駆けつけます。
選び抜かれた竹は一本一本風合いが異なり、同じモチーフでも世界に一つだけしかない特別の逸品ができあがります。
あくなき向上心と、洗練された技が、美しく、そして力のある作品を生み出します。

1	左馬は「馬」の字が逆さに書いてあります。「うま」を逆から読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよいものとされています。
2	「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは口がよく締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から富のシンボルとされています。
3	馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に馬が人をひいてくる（＝招き入れる）ということから商売繁盛に繋がるとされています。
4	馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまいます。そのようなことから、左馬を持つ人は競馬に強いといわれています。

福を招く商売繁盛の守り駒である「左馬」は置き駒や根付け駒、キーホルダーとして人気です。

古来より馬は､人間の生活に深く関わる一方､神の化身や神の使者など神聖な生き物として､世界各地それぞれの形で信仰を集めてきました。そして、その姿をモチーフに作られた物は、ラッキーアイテムとして今も世界中に多く存在します。日本においても神社の絵馬に代表される様にその考えは広く定着しており、その中でも「左馬」を象った物は、抜きんでたパワーを秘めるとされ、多くの絵画や書などに描かれてきました。｢左馬｣を持つ者には、その秘められたパワーで大幸運がもたらされるとされ、金運・財運・成功運・健康運・愛情運・勝負運などを招き、あらゆる願いが叶うと云われています。　


さぬき竹一刀彫飾り壁掛け飾り置物 [白衣観音] 長さ: 65cm-70cm 幅: 17cm-18cm 重量: 2,000g-3,000g	さぬき竹一刀彫飾り壁掛け飾り置物 [渡海達磨] 長さ: 65cm-70cm 幅: 17cm-18cm 重量: 2,000g-3,000g	さぬき竹一刀彫飾り壁掛け飾り置物 [毘沙門天] 長さ: 65cm-70cm 幅: 17cm-18cm 重量: 2,000g-3,000g
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