Special
傘の端の部分が湾曲したデザインになっており,ろくろ周辺には綺麗な飾り糸を多用しているのが特徴です。
現在ではもっとも普及している野点傘ですが,和風店舗でインテリアとして使用される事も多く,また神社仏閣や各地の祭礼,伝統行事でも広く使用されております。
黒染めの竹で作られた骨組みは,赤い高級美濃和紙の上に綺麗なコントラストを描いており,中棒とロクロは黒塗り仕上げです。
中棒の接続金具及び石突には磨き上げた真鍮を使用しています。
その名のとおり人に対して差しかける為の和傘です。
昔は身分の高い方や僧侶に対して,お供の者が差し掛けるのに使われていました。
妻折(つまおれ)より小さく軽く作られていますので取り扱いが簡単です。
番傘のようにシンプルなデザインになっており,質素で上品な良さがあります。
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